UMEKO(ウメコ)田口 真也さん(宿泊飲食業)

事業の特色・強み 毎日食べたくなる唐揚げなどの商品を季節ごとに替えて提供する、地元に密着・定着したお持ち帰り専門店。
創業を決意したきっかけを教えてください。

長年飲食店に勤務、県外に住んでいましたがコロナ禍で生き方を見直して、妻の出身地である長野県での飲食店開業を決意し移住しました。移住してすぐに松本商工会議所のササンガクへ創業相談に行ったり、シェアキッチンでメニュー考案をしたりしていました。1年半シェアキッチンで活動し、その運営者や利用者からメニューや価格等のアドバイスを受けていました。

創業までどのように準備を進めてきたか教えてください。
創業半年前

必要となる開業資金がわかった段階で、金融機関へ融資相談に行き、創業計画を作成しました。 融資の算段がつき、開業の半年前から自宅の一部を店舗とするための工事が開始しました。賃貸を含めて色々と店舗探しをしましたが、立地や賃料など自分の希望通りでなかったり、契約のタイミングが合わなかったりして、最終的に自宅を改装して一部店舗とすることにしました。唐揚げのほかに、妻の祖母であったうめ子(店舗の名前の由来)が作っていた思い出の味である混ぜご飯を地元の味にしたいと思い、そのコンセプトで店舗づくりしました。夫婦で意見を出し合い、施工業者と細部まで打合せをしたり、自分で一部施工もしたので実際工期は伸びましたが、自分が納得できる店舗づくりをしました。

創業2~3か月前

まだ店舗は工事中だったので、HPやメニュー、販促物の作成をしました。また、仕入先の開拓を行いました。
手元資金確保するために短期アルバイトを行いました。

創業1か月前

店舗完成後だったので、火災保険や登記、営業許可の届出など手続きを行いました。
業者に開業のポスティングの依頼を始めました。
シェアキッチンの頃からインスタグラムをしており、実店舗の営業開始をアナウンスしたところ、WEBサイト等の取材を受けることがありました。

創業後、事業を進めながら取り組んでいることを教えてください。
創業前に計画して効果があった取り組み

シェアキッチンは4か所利用しましたが、ただ場所を借りるだけのシェアキッチンもあれば、運営者や利用がアドバイスをしてくれるシェアキッチンもあります。そのシェアキッチンでの活動によって、運営者や同業の利用者から創業に関して具体的なアドバイスを受けることができました。また、飲食店経営者や経営したいと考える同業者とのネットワークが構築され、協力体制ができました。

創業後に検討して取り組んだ(取り組む)こと

お客様が飽きないような目新しいシーズンメニューの考案は常に考えています。 シェアキッチンで出会った同業者からのアドバイスやお客様からの要望で、お盆やクリスマス、年末年始向けのオードブルも提供するようになりました。

創業して気づいた創業前に準備しておくべきことを教えてください。

①飲食店であればメニューのストックが重要です。営業が始まると新しいものを作り出したり、考えたりする時間が少なくなります。中途半端な商品を提供したくないので、今苦労しています。
②同業の他店との繋がりを作っておくといいです。関係性ができているので、自分によって良いイベント出店に声をかけてもらったり、そのイベントきっかけで客足増加に繋がります。営業を始めるとなかなか時間ができません。お店にそれぞれカードを置いたりと、相互に協力できるようにもなります。
③自己資金は多めに準備し、店のためだけではなく、自分の生活のために残していくことも大切です。

これから創業したいと考えている方に一言!

①自分だけでは無理があるので、周りの人から、良い意見だけでなく悪い意見も含めたアドバイスをいかにしっかりもらえるかが大事です。悪いことでもしっかりアドバイスしてくれる人が何人いるかでお店の出来が決まります。
②できれば小さな規模感でスタートしてください。自分の店舗がどのような規模の店になるのか、把握することに気を付けてください。