bar平野平野 健作さん(宿泊飲食業)

事業の特色・強み 茅野駅前でバーを運営。県内のフルーツ等を利用したカクテルを提供。
創業を決意したきっかけを教えてください。

元々大阪でバーテンダーをやっていたのですが、バーテンダーを辞めて全国を旅しながら興味のある農家さんを巡っていました。全国には品質の良い果物が多いと感じ、独立志向も高かったこと、学生時代の人脈を通じ茅野駅前でバーをやらないかと声をかけてもらったことから、開業することとなりました。

創業までどのように準備を進めてきたか教えてください。
創業半年前

大阪に在住していたときの知り合いから、商工会議所の担当者を紹介してもらいました。商工会議所のセミナーには週に1回、1カ月間通い続け、事業計画書の作成を行っていました。バーテンダーの仕事から離れていたこともあったので、大阪のバーで勘を取り戻すためしばらく勤務していました。

創業2~3か月前

長野県に引っ越しをし、本格的に事業開始の準備を始めました。お店で出すメニューについても熟考し、全国各地を巡って自ら契約を結んだ農家さんの果物を使用したカクテルを中心にメニューを決めていきました。

創業1か月前

ウィスキー提供の際に使用する丸氷の仕入のため、飯田市にある氷屋さんまで直接足を運びました。バーで利用するグラス10種類を持参し、グラスに合う氷の選定を行いました。

創業後、事業を進めながら取り組んでいることを教えてください。
創業前に計画して効果があった取り組み

創業前に売上等の計画を立てましたが、計画通りに売上を確保出来ない場合も想定し、その間どのように売上を確保していくかを考えておくことが必要だと思います。売上が落ち込んでから、どうすれば良いのか考えるよりも、すぐ行動に移すことが出来るので、時間を無駄にすることがないです。

創業後に検討して取り組んだ(取り組む)こと

創業時は、県外農家からの仕入が主でしたが、創業後に県内の飲食店を回り気になる食材があれば、直接農家を訪問し、バーで使わせてほしい旨お願いをしていました。長野県内には高品質の果物が多く、地産地消を大切にしたい思いもあったので、現在は県内農家からの仕入れも多くなっています。農家の方と直接話をし、果物への想いを聞くことが多いので、果物を使用したカクテルを提供する際、来店客に農家さんの想いも一緒に伝えることが出来ています。そのおかげか、カクテルが美味しいと評判が良く来店客の数が増えていると感じます。

創業して気づいた創業前に準備しておくべきことを教えてください。

関わる人へ感謝の気持ちを持つことが大切だと考えています。現在仕入を行う農家の方へは、果物をどのようなカクテルにしたのか写真を撮り、カクテルを飲んだお客さんの感想を一緒に伝えています。長い付き合いになる農家の方なので電話だけのやり取りではなく、直接顔を出し訪問することで信頼関係を構築していくことを大事にしていました。実際言葉にできる人は多くないと思うのですが、感謝の気持ちを伝えることでお互い気持ちよくやり取りが出来ます。

これから創業したいと考えている方に一言!

自分のやりたいことを隠さずしっかり伝えていくことが大事だと思います。最初は格好つけたくなってしまうかもしれませんが、自分の気持ちを嘘偽りなく周りの人に伝えていくことで、いろんな人が助けてくれるはずです。また、創業後は突っ走ってしまうことが多いかもしれませんが、健康第一で健康的な食事を欠かさないことも大切だと実感しています。