「創業するまで」
祖母がお店をやっていたことや調理師専門学校に在籍していたこともあって、いつかは自分のお店を持ちたいと思っていました。ただ、自分で店舗を持つことにハードルの高さを感じていて、いろいろと調べた結果が、自分でできる最小単位のお店の形が移動販売車でした。これであれば、いろいろなエリアに出て辰野の魅力を発信することができると思いこの形を選びました。
甘酒を販売することは、最初から考えてはいませんでした。まずは、自分でできる移動販売の形を決めて、創業セミナーに行ったり、情報収集をしたりと創業の基本を固めていく中で、高校生の時に飲んだ甘酒の衝撃的なおいしさを思い出して甘酒を販売することを決めました。
「甘酒の魅力」
販売しているドリンクは、辰野産の素材で造った甘酒を豆乳で割ってフルーツグラノーラを入れたり、フルーツ味を加えたりしたドリンクです。
甘酒の魅力は、小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめるところにあると思います。私も昔は甘酒が苦手でしたが、高校生の時に飲んだ甘酒が衝撃的においしくて大好きになりました。苦手な人がまだまだ多いので、そういう人に甘酒の魅力を届けたいですね。
「辰野の魅力」
高校性の時は、この街には何もない、県外に出たいと思っていたのですが、辰野に帰ってきて、素晴らしい食材があったり、素敵な人達に出会って、お店を出すまでたくさんの人に助けていただいたことで、辰野が本当に魅力的な場所なんだと気づきました。この町で生まれ育ってよかったです。
これは、辰野から出たからこそわかったことですし、出なかったらわからなかったことです。私と同じように地元に何もないと思っている若い人たちに辰野の魅力を伝えていきたいです。
また、私より若い世代の子たちが素敵な大人たちと出会える場所を作っていきたいなと思っていて、商店街に新しくお店を作っているところです。
若い世代の子たちに辰野の魅力に気付いてもらうとともに、辰野の魅力をいろいろなところに発信していくことで、辰野が元気になっていくといいなと思っています。
店舗名 | 甘酒屋an’s |
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HP | https://amazakeya-ans.a.bsj.jp/ |
事業内容 | 甘酒販売 |
店舗外観 |