老舗の薬屋さんが残す、昔懐かしさとモダンなカフェの造りが調和する店内
この建物はもともと「文化堂薬庫」という薬屋さんでした。文化堂という名前が素敵だったのと、手紙やその文化を大切にしたいという思いから、「文」(fumi)をお店の名前にしました。
お店のほとんどは自分達で手造りしています。空間デザインを依頼した建築資材店さんの取り組みやコンセプトに共感して、古いものを再利用したり、少しアレンジしてそのまま使うことで当時の面影や雰囲気を残しました。大家さんが小さい頃に書いた壁の落書きなどもそのまま残してあります。
店内の雑貨は妻が選んだ全国各地のクラフト作品で、暮らしの中で使いやすく馴染みやすいものばかりです。季節に合うものをチョイスして飽きがこないように工夫をしています。ランチメニューは地元産のものを使い、スパイスや香草でアレンジして提供をしています。
お客さんとのつながり、商店街や地域とのつながり
都会にあるたくさんのお店のうちの1つではなく、町の一部として、人や地域とつながることのできるお店にしたいと思ってカフェを開きました。もっとお客さんや近隣の方と仲良くなって、地域に貢献したいと思っています。お店同士や商店街同士のつながりが増えて町に活気が出たらいいなと思います。私自身も地元の集まりに参加させていただく中でつながりを広げることができました。今の自分があるのは商店街の皆さんのご協力やお客さんのおかげです。本当にありがたいと思っています。
暮らしに寄り添う これからのfumi
長く続けられるように、どんどん素敵なお店にしていきたいです。何よりもお客さんに愛されるようなお店にしたいというのが目標です。季節ごとにメニューを変えたり、新しく入荷した雑貨のご案内をして、お客さんに「また行きたいな」と思ってもらえるようにしたいです。
春からここの2階をギャラリーとして開放して企画展を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で断念しました。規模を縮小して1階で開催するなどしていますが、いずれは2階でクラフト作家さんとお客さんが直接繋がることができる企画展や個展、写真展などを開催したいと思っています。また、諏訪は観光スポットがたくさんあるので、地元の方と観光客との交流の場になれたらと思います。
このお店がお客さんにとって、素敵な出会いの場になればいいなと思っています。「fumi」を暮らしの一部に取り入れてもらえるように、新しいアクションを起こしていきたいと考えています。
店名 | カフェと暮らしの雑貨店 fumi |
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所在地 | 〒392-0025 長野県諏訪市末広5-7 |
HP(準備中) | https://fumi-suwa.com/ |
https://www.instagram.com/__fumi2019/?hl=ja | |
https://www.facebook.com/fumi2019/ | |
事業内容 | 喫茶店、雑貨店 |
店舗概観 | |
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