ペースアラウンド
もともと家具とか雑貨が好きでこのお店を始めました。家具とか雑貨だけだと、それを好きな人しか来てくれないのではないかと考え、生活に寄り添った食品や文房具、洋服を一緒に扱うことで、色々な目的の人に来てもらえるようなお店を目指しています。
このお店を一つの街のような作りにしました。取り扱っている商品にはヨーロッパの商品が多いので、ヨーロッパの街並みをイメージしています。店名でもある「ペースアラウンド」には本来、歩き回るという意味がありますが、お客様がぐるぐる回って楽しんでもらえるのが一番です。
お店のマークには路面電車を使用しています。これは私が以前フィンランドの街を訪れた時の話ですが、そこは小さな街でしたが路面電車が走っていました。その路面電車が停まるところにはいろいろなお店があり、すごく活気があって機能的な感じを受けました。そこを走る路面電車が人で例えるならば循環する血液のような役割を果たしているイメージです。このお店でもそんな活気のある感じをぐるぐる回る人の流れで作れたらいいなと思います。
ぞくぞく、わくわくする感じを提供する
学生時代からインテリアやデザインが好きで、青山や表参道でそういったものを見て楽しんでいた頃があって、それがすごく今に繋がっています。物に出会ってぞくぞくするとか、わくわくする感じがその後の私を支えているので、それを提供する側になれたらいいなと思っていました。毎日の生活で家具も食器も使うので、それが自分のお気に入りのものであれば、毎日が楽しいだろうというところがお店を開くことになった入口です。
自然を感じながらゆっくり、ゆったりと
お店は、すごく広い空間なので何周もしてもらえるとすごく嬉しいですし、カフェスペースもありますので、ゆっくり時間を過ごしていただければいいですね。お店の前には森があるので、自然を感じながら商品を選んでいただけるような過ごし方をしてもらえると一番嬉しいですね。
長く使える良いものを
アンティークに限らず、良いものは長く使われていると思います。長持ちして今の人がそれを求めるという、その流れが好きです。今、製造している物でも、50年後とか100年後に誰かがまた使えるような、そして長く使えるような良いものを扱っていきたいと思います。
人を引き寄せられるような場所へ
このお店を中心に、この場所へ人を引き寄せられるようにしていければいいと思います。そのために例えば、外にツリーハウスを作ったり、レストランを誘致したりと考えています。過ごしやすい場所を提供して、多くの人に足を運んでもらえるようにしたいと思っています。もっと先には、色々なお店をやってみたいという思いがあります。物を選んで物を置くというということが一つの表現なので、それを色々な形態でやってみたいですね。
社名 | 株式会社ペースアラウンド |
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所在地 | 〒389-0201 長野県北佐久郡御代田町塩野400-158 TEL :0267-32-7007 FAX:0267-32-7010 http://www.pacearound.co.jp |
代表者 | 山岸 正明 |
開業 | 平成25年5月 |
事業内容 | セレクトショップ(家具、雑貨、輸入食材・・・ etc) |
私のバイブル | ジャスパー・モリソンのデザイン |
店舗外観 |