作り手の顔が見えるお店
スケートボードとスノーボードの販売をメインに取り扱い、それに付随したファッションや音楽など、関連するものの販売も行っています。
たくさんあるスケートボードやスノーボードの中でも、アメリカで作られたものもあれば、日本で一から手で作られているものもあります。また、ファッション関連では、昔からの友人が20年以上作り続けている服も取り扱っています。それぞれどういった流れで作られているか知ることで、愛着がわいたり、文化として伝えることができると思います。
単に販売するということだけではなく、一つ一つの物に託されたストーリーや作り手のことを伝えられる場となればいいと思っています。
出会った日から人生が変わるスケートボードの魅力に一目惚れ
私がスケートボードと出会ったのは、19歳の時でした。スノーボードのビデオの中に、少しだけスケートボードの映像が流れた時、「かっこいいいな」と思ったのがきっかけです。それからすぐにスケートボードを購入し、見よう見まねで始めましたね。 同時に始めたスノーボードではカナダ ブラッコムでハーフパイプ作りや、サマーキャンプスタッフとして働いたり、メーカーライダーとして雑誌やビデオ撮影を通じて、普及活動をしていた時期もあります。
スケートボードの魅力に惹かれたのに合わせ、接客が好きなことから、ショップ経営がしたいと思い、スケートボードに出会ってから2年目にはショップ店員として経験を積みました。 お店でお客さんと情報交換したり、商品を紹介することで、その人の人生が変わるということが素敵だと思い、現在に至ります。常に個人でアンテナを張っていないと知ることができず、出会うこともできないというのではなく、ショップに来れば情報があり、人や物との出会いがあり、そこからスケートボード始めることが人生の選択肢に入ってくるようになれば嬉しいですね。
自由に公平に
スケートボードやスノーボードは、縦の社会がなく、みんな横一線な感じです。例えば、しっかりとしている人は誰もがリスペクトし、頑張っている人は大人でも子供でも尊敬をする。逆に、マナーがなっていない人がいれば、子供たちに馬鹿にされることもあります。年齢や経験年数など関係なく自由にすることができ、かつ、公平にできるというところがいいところだと思います。
また、スケートボードやスノーボードを通じて仲間もたくさんできることも魅力の1つですね。子供たちが育っていく中でも、人間関係構築ができて、とてもいい環境にあるスポーツだと考えています。
始まりから着地点まで
スケートボードやスノーボードの滑り手だった友人が、一から自分たちの手でパークをつくりあげたことに強く共感しました。自分にできることとして、そこで公の大会を開催して全国から集まってもらったり、スクールを開いたりしています。また、プロライダーを呼んで、デモンストレーションをやってもらったりもしています。
スクールに来た子供たち同士が繋がる場になったり、大会を開催することで緊張感や優勝を経験できる場になればいいなと思い、運営しています。また、デモンストレーションを行うことにより、今自分たちがしていることの頂点を知ることで、ああなりたいという夢を持ってもらいたいですね。
始めた時から着地点までが見えるよう、一連の流れに必要なことはできるだけ提供したいと考えています。スケートボードやスノーボードの楽しさの部分はもちろん、文化やそこで生まれる人とのつながりを、実際に体感していただくことで、良さを伝えていければと思います。
これからも永遠にありつづける場所
一番の夢は、このパークとショップがスケートボードやスノーボードのカルチャーを伝える情報発信の場所として、ずっと続いていけばいいなと思います。
さらには、ここで滑っている子供たちが、自分たちの目指すところにたどり着いて、活躍してくれればもっといいなと思います。
店舗名 | アルト・トゥループレイヤーズ |
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所在地 | 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城5337 Facebook:https://ja-jp.facebook.com/trueplayers898/ |
代表 | 内藤 忠治 |
開業 | 平成28年4月 |
事業内容 | スポーツ用品販売店(スケートボード及びスノーボード) |
店舗外観 |