加藤　正オーナー

当店は、お客さまに合ったフレームやレンズをとことん探し当て、満足のいくクリアなメガネ、クリアな視界、クリアなＥＹＥ（目）をご体験・ご体感いただけるお店です。お客さまからよく、「メガネを探しているけど、何を選んでいいか分からない」「私に合うメガネを探してほしい」という声をいただきます。そんなお客さまの悩みを伺い、何に困っているか聞き取ったうえで、その方に合ったメガネを提案させていただきます。かけなければならないメガネではなく、かけたくなるメガネを提供したい、そんな想いで日々お客さまに寄り添っています。

このようなお店を開業したいと考えた背景には、幼少期の体験が大きく関わっています。生まれつき目の疾患を持っていて、右目がほとんど見えないことにずっとコンプレックスを抱えていました。６歳の時点で既にメガネが必要だと医者に伝えられ、メガネをかけることに後ろ向きな気持ちがありました。気持ちが沈んでいたそのとき、母親が「メガネは身体の一部だから、いいメガネをかけなさい」と言って、品質の良い少し高価なメガネを買ってくれたのです。そのときの母親の想いが今でも忘れられません。幼少期の体験によってメガネに対するネガティブな印象がなくなり、メガネをかけていたいと前向きな気持ちになりました。
今まで自動車学校のインストラクター、営業マンや結婚式の司会など様々な職を経験しましたが、メガネは60年間ずっと愛用してきました。60年の間に自分のメガネを調整していただける担当の方がいなくなったので、だったら自分で調整できるようになろう！と一念発起し、定年退職後にメガネの専門学校へ通いました。当初は開業まで考えていませんでしたが、そこで出会ったメガネ店の経営者に刺激をもらったことで開業という選択が初めて頭をよぎったのです。これまでの経験を活かして誰かの役に立ちたい、そう感じて今までの人生を振り返ったとき、幼少期の体験が私の原点で大切なことだったと再確認できました。それと同時に、当たり前に感じていたメガネへの前向きな印象を持つ方が世の中には少ないことにも気づきました。身体の一部になる大切なものをお客さまにも愛用してほしいという想いから、かけ心地や見え心地にこだわり、かけたくなるメガネを提供するお店の開業を決意しました。

当店ではお客さま一人ひとりに丁寧に検眼とヒアリングを行っており、１時間半から２時間ほどかけて行うこともあります。お客さまの悩みは千差万別、何に悩んでいるか把握します。時にはお客さまが気づいていない目の状態も検眼によって把握していきます。求めていることやお客さますら気づいていない目の状態を把握することが、最適なメガネを提案するうえで欠かせません。最適なメガネとは、単に価格が高いメガネではなく、使用される方のニーズや生活スタイルに合わせて選ばれるメガネです。実際の生活や仕事のシーンも想定していただきながら、最適なメガネを選んでいただきます。
お客さまに最適なメガネを選んでいただくために、フレームは４つのこだわりを持って取り揃えています。そのこだわりは、フィット感、軽さ、丈夫さ、ファッション性の４つです。４つのこだわりを象徴する代表的なフレームとして、鯖江市にある少数精鋭のメーカーが制作するフレームを紹介します。このフレームはネジを使用せず、弾力性と軽量性に富んだチタンコートで作られており、快適なかけ心地を体感いただけます。デザインも普通のフレームとは異なり、目を惹きます。一部のお店にしか卸していないフレームですが、そんな希少性の高いフレームも当店では取り揃えています。
レンズの種類にもこだわっています。メガネは度数が高く、くっきり見えればいいわけではありません。近視、乱視、老眼など目の状態に合わせたレンズを使用することで、目に負荷を与えずにクリアな視界を体感いただけます。当店でしか取り扱っていないレンズもあります。スーパードクターとして名高い大高功先生の監修の下で加工を施すことにより、紫外線は99.9％以上、ブルーライトは55％～60％カットできるレンズが仕上がります。お客さまの目に最適なレンズを使用した世界に１つだけのメガネを提供します。

メガネは目が悪くなったらかけるもの、お金がかかるものという印象を持たれることが多いです。ですが、自分に合ったメガネをかけることによって、視界がクリアになる、見た目を引き立たせてくれると考えたら、気持ちが前向きになりませんか？単なる矯正道具というネガティブなイメージを変えて、人生を華やかにする最適な１本を提供するお店を目指してまいります。
66歳での開業ということで、周囲の方からは色んなことを言われました。それでも自分のやりたいことがあれば、積極的に行動に移すことで自分も元気でいられます。まだまだやりたいことがたくさんあります。人生100年時代、これからも元気に夢を追いつづけますよ！